CO2削減の可視化モデル事業
「令和3年度 中小企業の中長期の削減目標に向けた取組可能な対策行動の可視化モデル事業」
2021.10 環境省により採択。
私たちは、CO2排出量を削減することが地球環境にとって大きな課題であり、全世界が一致して取り組むべき重要なプロジェクトであることを知っています。
各国は様々な法案や基準を設けてCO2削減に取り組んでいます。そして世界の主要な産業国である日本もこの取り組みに大きな力を注いでいます。現在SBTの認定を受けている日本国内の企業は137社を超えていて世界の認定取得企業のうち14.4%を占めています。(2021.11現在)
(「SBT」とは、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減⽬標のこと)
岡崎市は、CO2削減に取り組み「SBT」達成を目指す企業を全面的にバックアップすることで、岡崎市が掲げる「2050ゼロカーボンシティ」の実現を達成しようとしています。
当社は、単なる卸売販売を行う中小企業ですが、岡崎市のサポートを受けて、この度、環境省「令和3年度 中小企業の中長期の削減目標に向けた取組可能な対策行動の可視化モデル事業」として採択されました。
当社のCO2削減において主要な柱となるのは、「自家用車両」と「エアコン、照明器具設備等」です。私たち一人ひとりが行うことは至ってシンプルで、一言でいえば「節約」です。
しかし、実際にCO2を削減するとなると、目標を立て、計画を練り、協力し、継続していかなければなりません。株式会社新東は、全社一丸となって脱炭素経営を目指します。
株式会社新東
2023年6月「SBT(science based targets)」の認定を取得しました。
■認定取得までの経緯
「環境省令和3年度中小企業の中長期の削減目標に向けた取組可能な対策効能の可視化モデル事業」に自治体である岡崎市と民間企業連携部門でエントリーし、全国で8社中の1社として採択され2030年までの温室効果ガス削減計画ができあがりました。次のステップとして「SBT」認定を目標とし、岡崎市環境部、岡崎商工会議所の支援を受け、今年6月に認定を取得することができました。
■CO2排出量削減目標
2030年度(2020年対比)46.4%削減
(2020年度を基準として▲5%以上/年間を取り組む)
■CO2排出量削減への主な取り組み
・自家用車両(営業車およびトラック)
自家用車両の集約化
ハイブリッド車の導入
エコドライブの徹底
・建物
蛍光灯のLED化(豊田支社・東北支店他)
豊田支社 屋上に太陽光発電システムの設置
東北支店 事務所内エアコンの更新
・空調機器
空調設定温度の緩和
高効率化の空調機器に更新
新冷媒高効率機に更新
2023年6 月 「SBTSBT(s cience based targets targets)」の認定を取得
中小規模事業者のための脱炭素経営ハンドブック(PDF)
本ハンドブックのP109~113に㈱新東がモデル事例として紹介されています。